INTERVIEW
小金台の家
es建築事務所にて2022年に東区にて住まいを建てられた重長さまご夫妻。
ご主人のご要望だったガレージスペースと、吹き抜けのリビング。白を基調としたシンプルながらも
至るところにアクセントをもたせた室内が印象的な住まいになりました。
---es建築事務所(以下es):重長さんお久しぶりです。
今日はお時間頂いてありがとうございます。
重長さんの家を建てるきっかけは何だったんですか?
お子様の誕生ですか?
重長様奥様(以下奥様):十環(お子様)の誕生の前から家造りは進めていました。
私はマイホームを建てるのが夢だったんで。
重長さまご主人(以下ご主人):奥さんの夢を叶えたくて家造りを考え始めたんですよ。
それでS.H.Sの住まいNET新潟ラウンジに行ってesさんを紹介してもらいました。
---es:なぜ我々を選んで頂いたんですか?
ご主人:それは僕の独断で決めさせてもらいました(笑)。
第一印象が良くて、趣味趣向が合いそうだと思いました。
奥様:esさんならワガママをたくさん聞いてくれそうだなって(笑)。
ご主人:他のビルダーさんにも会いに行ったのですが、結構縛りが多くて。思い通りにするためには最終的に金額は高くなりそうだなと思って。
---es:うちはその点ルーズですからね(笑)。
結局ハウスメーカーさんとかだと、会社の構造的に決まった利益を残さないと結果的にみんな幸せにならない。決まった利益率があってそれを元に動いてますね。良くも悪くも融通が効きにくいわけです。
esの場合は少数精鋭でお客さんに喜んでもらうことが第一目標ですので、ルーズというのは冗談ですが、方向性が違うのですよ。
奥様:おかげで沢山ワガママを聞いてもらって思い通りの家ができて感謝してます。
ご主人:僕はガレージがあれば良くてそれをいい具合にかなえてもらえて本当に嬉しいんですよ。
---es:ご主人は当初、離れの小屋が欲しいって言ってましたよね。
ご主人:釣り道具とか、自転車とかただ収納できればと思ってたんです。
でもガレージにしてよかったです。
自分のスペースができました。
---es:実は私自身もガレージのある家に憧れています。
その点も我々は趣味、趣向が合っていましたね。
奥様:私は間取りに対してこだわりはなかったのですが、内装が自分の好きにできたらいいなと思ってました。
---es:すごくたくさん調べられていて、要望がはっきりしていたので本当に進めやすかったんですよ。
私が奥さんの好きなイメージを探ることがなかったですね。
奥様:インスタで自分が好きだと思うイメージをたくさん保存していました。
自分が好きな方向性は知っていたので、esさんにも伝えやすかったです。
ご主人:実は妻の本当に好きなのはもっと白とかグレーとかシンプルな感じなんですが、僕の好みも踏まえてお互いが納得するところを選んでくれたんですよ。
奥様:外観がモスグリーン、床がウォールナットとベースが決まっていくと、それに合う色を決めていきました。あんまり色を使わないよう注意しながらですね。
主人からインダストリアルっぽい印象の提案もありましたが、あれは見せる収納なので却下しました(笑)。
できるだけ物を見せないように生活感を隠せるように収納したいと考えていたので。
---es:奥様からモールテックス(MORTEX)※1の洗面台をご指名頂いたのも印象的でした。
※1 モールテックス(MORTEX) モルタル調の上質な仕上がりを実現する左官材料。 防水性に優れ、強い表面強度を持ち、デザイン性に優れている。
奥様:洗面台が部屋のアクセントになっていてとても気に入っています。
ご主人:キッチンはesさんから提案してもらいましたね。
---es:パナソニックのキッチンを提案させてもらいました。
ご主人:食洗機がついているんですが、この食洗機がとても優秀で。
---es:3連 IHがあるのはパナソニックだけですし最近人気なんですよね。
奥様:キッチンの壁をサブウェイタイル※2にしたところも気に入ってます。
昔からタイルに憧れていて。
※2 サブウェイタイル
1900 年代初めに NY の地下鉄で初めて使われたといわれている。 現在、北米ではキッチンやバスルームで使われ、トラディショナルなデザインを演出するアイテム。
ご主人:家を建てるのが夢だったから家造りが始まる前から、たくさん調べてたよね。
es:キッチン周りは奥様の要望が効いてますが、本当に収まりがよくてセンスを感じますね。
奥様:吹き抜けの窓も可愛くて気に入ってます。
---es:2階の採光の意味も込めて付けたのですが正解でしたね。
この家の象徴的な場所になりました。
ご主人:吹き抜けは寒さが気になるかと思いましたが、全然気にならないですね。
開放感もあるし、吹き抜けにして本当に良かったです。
---es:間取りに関しては最初の提案からそんなに変わってないですよね。
2階バルコニーを部屋に変更したくらいですね。
ご主人:実は初めて間取りを見たときびっくりしました。
奥様:家ってただの長方形だと思っていたので、バルコニースペースがくぼんでいてびっくりしました(笑)。
---es:そうなんですよ。これやっちゃうんですよ(笑)。
間取りに関してはこのように、バルコニースペースでくぼみをつけることで、光が多く入るようになり、部屋が明るくなります。
また、キッチンからリビングが見渡せたり、リビングとガレージの動線があったり、簡単に言ったら自分が住みたい家を提案させてもらっている感じですね(笑)。
ご主人:esさんを選んで本当に良かったと思います。
釣りなどの共通の趣味があるし話がスムーズに伝わりました。
奥様:家って3回建てないと満足したものができないって言うけどそんなことないよね。
ご主人:僕たちは1回目で大満足の家を持つことができました。
ちゃんと打ち合わせして家を作れば1回目で大満足な家は建てれると思うんですよね。
---es:満足していただけて我々も嬉しく思います。
今回はどうもありがとうございました!!